早期にソフトウェア品質を良くするコツ~短期成果追求型の品質管理実践法 (4115093)
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早期にソフトウェア品質を良くするコツ~短期成果追求型の品質管理実践法
早く品質を良くするための「簡単に実践できる仕組み構築のコツ」や「組織的活動展開のコツ」等について、演習も取り入れ分かりやすく解説いたします。講師は独自に考案した人間重視の品質改善活動により短期間で品質問題に苦しんでいた組織を高品質の成果を上げる組織に導き、SI分野で日本初のCMMレベル5を達成した経験を有しております。
日時 |
2015年9月15日(火) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント IS導入(構築)・IS保守 業務遂行スキル専門スキル |
講師 |
関弘充 氏 (ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表、元 富士通(株)人材開発部 シニア・レクチャラ&上級教育士(工学) ) 成蹊大学工学部経営工学科を卒業し、富士通(株)入社。品質検査部門、教育訓練部門を経てシステム開発部門において通信・金融・官公庁等のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。近年、品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初の CMM&CMMI®レベル5を達成、社長賞&最高品質賞を受賞。定年後も続投し、同社人材開発部門において「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。多くのマネージャーおよびリーダ&品質改善プロフェッショナルを育成。2011年、富士通を退職。その後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修・コンサル等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
■著書:「人間重視の品質マネージメント ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC):堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生.
■日刊工業新聞社発行「工場管理」2018年2月号に講師の「人間重視のヒューマンエラー防止法」についての特集記事が掲載.
(注)CMM:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM&CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
プロジェクトの担当者&マネージャー、品質活動に取り組んでいる方、品質改善活動の推進者、
品質管理責任者、人材育成担当者、品質担当の経営層の方々等(組み込みソフト系の方も歓迎します)
中級 |
開催形式 |
講義 |
定員 |
30名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定番号 |
ITCC-CPJU9134
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ITCA認定時間 |
6
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主な内容
ソフトウェア開発における品質問題は依然と後を絶たず、より深刻化してきています。そのような状況において多くの組織が直ぐに品質を良くする方法を模索しています。
品質管理の最大の課題は「実質的な品質効果をいかにして早く得るか」、また「その効果を持続させることができるか」という点にあります。
本セミナーにおいては、早く品質を良くするための「簡単に実践できる仕組み構築のコツ」や「組織的活動展開のコツ」等について、演習も取り入れ分かりやすく解説いたします。
講師は独自に考案した人間重視の品質改善活動により短期間で品質問題に苦しんでいた組織を高品質の成果を上げる組織に導き、SI分野で日本初のCMMレベル5(注)を達成した経験を有しております。また、各種企業や官庁、大学院などにおいて、1万5千人以上の方々への指導を行ってきております。
(注)CMM® :Capability Maturity Model and CMM /CMMI are registered in the U.S. Patent and Trade mark Office.
<<受講後の修得知識>>
・品質をすぐに良くするコツ
・人間重視の仕組み構築の秘訣
・品質改善活動のパターン
・すぐに効果が出る人を動かす仕組み構築法
・わくわく感を生み出す全員参加型改善活動の仕組み
・人間関係改善活動への動機付け法 & 自己啓発法
・今後の具体的な実践手順 など
<<内容>>
第1章 品質と人間
1.「会社人生」の選択と品質活動
2.人間のタイプと品質マネジメント
3.品質改善とヒューマンファクター
第2章 品質改善にどう取り組むか?
2.1 品質を良くするのは誰?
2.2 品質改善にどう取り組むか?
2.3 品質を良くする基盤
1.演習1:「人間関係の向上」
2.演習2:「人を活かすコツ」
3.品質を良くするための早道①
第3章 直ぐに品質効果が出る「人を動かす仕組」
3.1 人を動かす仕組考案のコツ
3.2 品質保証の仕組み
1.演習3:人を動かす「役立つ監査」
2.人を動かす「第三者検証」の仕組 &「相互検証・支援」の仕組
3.品質を良くするための早道②
3.3 効果的なレビューの仕組み
1.演習4:「レビュー実施のポイント」
2.「やる気が出る」人を動かす仕組み
3.品質を良くするための早道③
3.4 リスクの見える化とリスク管理の仕組み
1.チェックポイント:「リスク管理」とは?
2.人を動かす「リスク管理」の仕組み
3. 品質を良くするための早道④
第4章 「わくわく」感を生む全員参加型改善活動の仕組
4.1 品質マインドの醸成ワークショップ
4.2 改善マインドの醸成ワークショップ
4.3 「わくわく」感を生み出す「全員参加型改善活動」
第5章 品質改善を成功させるための「自己啓発」
第6章 まとめ
(注)演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。