システム会社のためのソフトウェア取引の収益計上基準入門-会計・税務・IFRSからの検討-
本セミナーは情報子会社等、システム等を提供する側の立場に立ったコンピュータソフトウェアの開発を中心とした収益計上基準について、会計と税務、IFRSの面から検討していく入門セミナーです。
日時 |
2019年9月10日(火) 10:00-17:00 |
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カテゴリー |
共通業務(契約管理、BCP、コンプライアンス、人的資産管理、人材育成、資産管理)・セキュリティ・システム監査専門スキル |
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講師 |
南俊基 氏 |
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
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会場 |
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対象 |
システム開発等に携わるマネージャー等、営業担当者、新任の経理担当者初級 |
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開催形式 |
講義 |
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定員 |
30名 |
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取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
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ITCA認定時間 |
6 | |
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第1部 ソフトウェアの収益計上に係る会計と税務(10:00-13:00)
(1) 総論
・ソフトウェアの収益計上のための要件
・ソフトウェアの収益計上ができない可能性がある場合
(2) パッケージソフトウェア
・ライセンス販売(有期の場合と期間の定めのない場合の取り扱い)
・販売代理店、卸売業者や小売店に販売する場合
・その他の取引
【事例研究1】パッケージソフトウェアの会計処理
(3) 受注制作ソフトウェア
・契約形態(請負、準委任、SES、派遣等)別の収益計上の留意事項
・進行基準と完成基準
【事例研究2】工事進行基準と工事完成基準
・仕様の変更、契約金額の変更の取り扱い
・その他の取引
【事例研究3】受注制作ソフトウェアの会計処理
(4) クラウドサービスで提供するソフトウェア
・クラウドサービスで提供するソフトウェアの処理方法
・初期設定費用の取り扱い
(5) その他の論点
・複合取引
・収益の総額又は純額計上
・トレーニングサービスや保守サービス
・アフターコスト、機能追加や仕様変更が発生する場合
・その他
昼食(13:00-14:00)
第2部 ソフトウェアの収益計上に係るIFRSの取り扱い(14:00-17:00)
(1)収益認識IFRS第15号の概要
(2)収益認識基準の相違点まとめ
(3)IFRSの売上に関する会計基準の変遷
(4)IFRSがソフトウェア取引に及ぼしうる影響と課題
(5)事例に基づくIFRS第15号適用に伴う会計処理の解説
・仕様の変更、契約金額の変更の取り扱い
・複合取引
・従量制のクラウド利用料
・クラウドサービスにおける初期設定費用
・ライセンス販売
・システム開発に係る収益認識(進行基準)等