技術トレンド研究-最新アーキテクチャと開発プラットフォーム (4119299)
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本セミナーでは下記についての最新動向と活用方法についてお伝えします。
・サービス・プラットフォームの最新動向と活用のポイント
・プラットフォーム上のデータを活用するための人工知能技術に関する課題と解決策
・移行ではなくて最初からクラウド基盤を活用してアプリケーションシステムを開発する
クラウド・ネイティブ・アプリケーション開発の進め方とロードマップ
日時 |
2019年8月8日(木) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
IS戦略策定・IS戦略評価・IS企画・IS企画評価専門スキル |
講師 |
山下克司 氏 (山下技術開発事務所 ) 2020年までIBMでクラウドシステムの基盤設計を担当し、企業システムにおけるデジタルトランスフォーメーションを企画。
2007年には優れた技術功績によってIBM本社からディスティングイッシュト・エンジニアの称号を与えられ技術理事に就任、IBMクラウドの最高技術責
任者などを歴任。
現在は独立し、サービス・プラットフォームにおけるサービス品質の継続的な改善のためのエンタープライズDevOpsやサイト品質のためのエンジニアリングなどの技術領域でイノベーションに関わる技術支援、講演や寄稿などを行っている。
樽澤広亨 氏 (外資系クラウド・ベンダー所属 プリンシパル・カスタマー・エンジニア ) 外資系ITベンダーにてエバンジェリスト、テクニカル・サポート、製品開発エンジニアを経て現職。また2013年より2019年まで情報処理学会 情報企画調査会 SC38専門委員として、ISO IEC JTC1/SC38によるクラウドコンピューティングの国際標準策定に貢献。
著書に「絵で見てわかるマイクロサービスの仕組み」(翔泳社)、監修書に「マイクロサービスパターン[実践的システムデザインのためのコード解説]」(インプレス)、Webメディアや雑誌への寄稿多数。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
デジタル・トランスフォーメーションを担当される
・ITアーキテクト
・ソフトウェア・エンジニア
・プロジェクト・マネージャー
◆受講前提条件:
・クラウド・コンピューティングの基本的コンセプト(仮想化、自動化など)を理解していること。
・ソフトウェア開発の基本的知識を有すること。アプリケーション開発の
経験があることが望ましい。中級 |
開催形式 |
講義 |
定員 |
30名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
企業はデジタルトランスフォーメーションに立ち向かう新しいアプローチを求めています。その解の一つとなるのが、巨大プラットフォーマーGAFAで注目を集めるサービス・プラットフォームの活用です。ユーザーはこのようなサービス・プラットフォームを活用することによって、より利用者に近い仕事-アプリケーション開発に専念できるようになることからも注目されています。
本セミナーでは下記についての最新動向と活用方法についてお伝えします。
・サービス・プラットフォームの最新動向と活用のポイント
・プラットフォーム上のデータを活用するための人工知能技術に関する課題と解決策
・移行ではなくて最初からクラウド基盤を活用してアプリケーションシステムを開発するクラウド・ネイティブ・アプリケーション開発の進め方とロードマップ
<内容>
第1部 データを活かすサービス・プラットフォームのデジタル戦略 講師:山下 克司氏 10:00-13:00
このセッションではサービス・プラットフォームの実践とそのデジタルデータの活用における戦略的IT利用について講義します。
インターネット技術に支えられた新しいアプリケーションのアーキテクチャーはデータを生み出すフロントエンドの構造と変化に対応するバックエンドのアーキテクチャーが利用されています。日本には馴染みの深いLEAN(TOYOTA WAY)に基づいた学習と実装の高速サイクルを実現する最新のエンジニアリング環境を紹介します。
プラットフォームのデータは人工知能技術によって格段の進歩を遂げています。ここではデータを学習する機械学習プログラムなどの人工知能技術における課題と解決策について講義します。
◆主な研修内容:
<学習目標>
・データを活用したデジタル戦略について理解を深める
・戦略的なデータ設計とアプリケーションとシステムのアーキテクチャを理解する
・迅速な開発と事業の成長を実現する開発サイクルを理解する
・データ活用における人工知能活用の課題を理解し、先進技術に触れる
<講義内容>
・プラットフォーム先進企業のデータ戦略
・サービス・プラットフォームと先進WEB
・機械学習におけるデータ活用の課題と解決
昼食(13時から14時)
第2部 クラウド・ネイティブ・アプリケーション・アーキテクチャーの基礎 講師:樽澤 広亨氏 14:0.0-17:00
クラウド・コンピューティングのイノベーションの波は、基盤構築に留まらず、アプリケーションの開発と運用にも及んでいます。クラウド・ネイティブ・アプリケーションとは、開発と運用にアジャイル開発を活用し、その構造にマイクロサービス・アーキテクチャーを適用する、クラウド・プラットフォームに最適化された新たなスタイルのアプリケーションです。クラウド・ネイティブ・アプリケーションの考え方を取り入れることで、よりスピーディで柔軟なアプリケーション開発と運用を期待できます。
本セッションではクラウド・ネイティブ・コンピューティングによるアプリケーションのモダナイゼーションの全体像を把握することを目標に、最新のアプリケーション・アーキテクチャー、開発と運用の手法、そしてアプリケーションを支える基盤機能を取り上げ解説します。最新のソフトウェア技術動向のポイントを素早く把握できる内容です。
<学習目標>
・クラウド・ネイティブ・コンピューティングの基本コンセプトを理解する
・コンテナ、Kubernetes等、クラウド・ネイティブ・アプリケーションを支える基盤技術を理解する
・マイクロサービス・アーキテクチャーに基づいたアプリケーション設計のポイントを理解する
・DevOps実践のポイントを理解する
・アプリケーション・モダナイゼーションのロードマップを理解する
<講義内容>
・マイクロサービス・アーキテクチャー
・アプリケーション・モダナイゼーションの手法
・開発と運用手法(DevOps)
・コンテナ・オーケストレーション