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図表化技法入門講座 (4120215)

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情報システムは、見ることも触ることもできません。見えない・触れないシステムを、より正確にシステム文書・仕様書に表現するためのエンジニアリング文書作成の技術を、文章を正す「10のポイント」、図解表現の「4つのモデル」に沿って解説し、演習を交えて整理します。

日時

2020年9月11日(金) 10:00-18:00

カテゴリー

業務遂行スキルヒューマンスキル

講師

三輪一郎 氏
(株式会社プライド  取締役常務執行役員 シニア・システム・コンサルタント )
1989年、株式会社プライドに入社。後にV字型アプローチの原型となった情報システム・エンジニアリング方法論の普及に努め、システム・ライフサイクル管理の標準化支援並びに上流工程のコンサルティングを行う。2005年には内閣府CIO補佐官を務めた。
*プライド社の新しい情報化方法論「AxSEM®」はこちらです。
教育コースの開発と講師も数多く担当。現在は青山学院大学の非常勤講師として社会人向け講座ADPISA(青山・情報システムアーキテクト育成プログラム)でも講義を担当している。PMP、ITコーディネーター。
・著書
「データ経営が日本を変える!」(共著、JUAS:2022)
「Web世代が知らないエンタープライズシステム設計」 (共著、日経BP:2022)
「はじめての上流工程をやり抜くための本」(翔泳社:2008)
「SEのための26の交渉テクニック」(翔泳社:2004)
 

参加費

JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

初級の方向け初級

開催形式

講義、グループ演習

定員

15名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

7

主な内容

<受講者の声>
・事例がシステム関連だったので業務に適用できそう【情報通信業】
・図表化技法だけではなく、全般的な文章作成技法まで含まれていたため
 ロジカルなドキュメント作成に役立つものになった製造系情報子会社


文章だけで誤解なく、自分の意図を相手に伝え合意を得ることは、本来難しいことです。私たちが日々携わっている情報システムは、見ることも触ることもできません。その見えない・触れないシステムに関するシステム文書や仕様書は、誰もが正しく理解できることが重要であり、具体性や厳密性が求められます。自分の意図を正確に伝えるためには、文章と図解を的確に組み合わせて表現する必要があります。そのためには、

1.図解表現と文章表現の的確な組み合わせ
2.適切な図解表現の選択
3.正確な文章の記述 の3点が重要です。

本講座では、エンジニアリング文書作成技術の入門編として、図解表現の「4つのモデル」と文章を正す「10のポイント」に沿って演習を交えながら解説し、整理していきます。


<本講座のポイント>
・エンジニアリング文書を作成する際、文章だけに頼らずに図や表を積極的に用いる論理的な表現の重要性を学ぶ。
・エンジニアリングの現場における「文書=図表+文章」という認識に基づき、ロジカルなドキュメンテーションを
 行うための考え方を理解する。
・情報システムを構造的なモデルで捉え、関係する数多くの文書を体系的に結び付けるための考え方を理解する。
・図表分類の「4つのモデル」を理解し、表現する対象に合わせて最適な図表を選択・活用する方法を理解する。
・文章を改善する「10のポイント」を理解し、日本語表現の正確さを向上する。
・以上により、システムに携わる者がなすべき「ドキュメンテーション&コミュニケーション」を
 システム・ライフサイクルの中に位置づけ、多数の関係者を結びつける方法を理解する。


<研修内容>
第1章 文書化とは
 1.文章表現の可能性と限界
 2.論理性の追求:「8つの要件」

第2章.文書化の基礎理論
 1.文書化とは
 2.観点の分離
  ●図表化演習(1)文章の図表化
 3.構造化とモデル化

第3章 図表化の技法
 1.図表化の技法:「4つのモデル」
 ●図表化演習(2)デシジョンテーブルの作成
 2.図表化適用のサイクル

第4章 文書として整える
 1.章立てと文書構成
 2.色の選択

第5章 文章表現の品質向上
 1.日本語の弱点を知る
 2.文章の改善:「10のポイント」
 ●図表化演習(3)記述レベルを整える
 ●図表化演習(4)長文の図表化

まとめ.システム文書作成の難しさ 
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