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プロジェクトにおける品質管理計画の立て方 (4119102)

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プロジェクトにおける品質管理計画の立て方~品質目標の策定と品質管理計画書のあり方

プロジェクト目的と品質管理計画の関係について説明を行いながら、品質管理計画に必要な要素と考え方について説明します。さらに、品質管理計画書の構成と勘所・ポイントについて演習を交えながら説明します。

日時

2019年12月19日(木) 10:00-18:00

カテゴリー

IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント専門スキル

講師

木村利昭 氏
(株式会社日立製作所 プロジェクトマネジメント統轄本部 )
1984年 株式会社日立製作所へ入社し、SEとして官公庁系のシステム開発を担当。1994年からは、プロジェクトマネジャとしてプロジェクトを統率。2002年から担当事業部内のプロジェクト全体を管理するPMOとしてプロジェクトへの指導を行いながら、社外活動としては各企業での講演や雑誌の取材対応なども行ってきている。現在は、社内外のプロジェクトマネジメント関連の活動を行いながら、研修講師や社内サイトへの連載記事掲載などを行い、これまでの実体験のノウハウを伝授に努めている。

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

プロジェクト管理における品質管理計画の作成時の観点と留意点を学びたい方中級

開催形式

講義、グループ演習

定員

24名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

7

主な内容

<<参加者の声>>
・品質計画書を作成する際の肝となる部分の説明が聞けた(情報システム)
・計画書のサンプルや具体例を交えての説明だったため参考になりました(情報システム業)
・自分の業務にあてはめながら、現状の品質に対する考え方の整理ができました(情報システム業)


プロジェクトは「唯一無二」という特性を持っています。そのため、プロジェクト管理計画書は、プロジェクト目的などの特性を考えて整備していくことが必要です。それは品質管理計画書においても同様です。しかし、品質管理計画書は、過去のプロジェクトの実績を参考にして作成されたり、企業・組織における規則やテンプレートなどを参考にして作成されるケースが目立ちます。そのようなやり方だけで作成した品質管理計画書は、重要視点が見逃されたり、形式的な品質評価・確認を行ってしまうことにつながりかねません。また、ソフトウェアの品質というと、すぐに「ソフトウェアに欠陥(バグ)がないこと」と考えるケースも目立ちます。それは確かに重要な一面ですが、良い品質のソフトウェアは「欠陥を取り除くこと」だけで実現できるものではありません。もっと幅の広い、いろいろな要素がソフトウェアの品質にかかわりを持ち、それを実現するためにいろいろな活動が必要になります。
 
本セミナーでは、プロジェクト目的と品質管理計画の関係について説明を行いながら、品質管理計画に必要な要素と考え方について説明していきます。さらに、品質管理計画書の構成と勘所・ポイントについて演習を交えながら説明していきます。


<<研修の目的>>

 (1)プロジェクト管理計画における「品質管理計画」の位置づけについての理解を深める。 
 (2)「品質管理計画」の内容を充実させるための考えを理解する。


<<内容>>

※内容は変更する場合がございます。 
1 プロジェクト目的と品質目標のあり方 
 (1)プロジェクト目的とプロジェクト管理計画の関連 
 (2)品質目標とは 
 (3)プロジェクト目的を品質管理計画へ反映していく考え方 

2 品質管理計画の作成の考え方 
 (1)品質管理計画を検討するプロセス 
 (2)品質管理計画において考慮する観点 
 (3)フィードバック(プロセス品質評価)の重要性 

3 品質管理計画の要素 
 (1)計画時に定義する事項 
 (2)プログラム品質計画の要素 
 (3)プロダクト品質計画の要素 
 (4)テスト計画の考え方 

4 品質管理計画作成の勘所(演習) 
 (1)プロジェクト目的からの品質目標とすべき観点を考える 
 (2)品質目標を達成するために必要な要素を考える

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