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ユーザー企業がリードするシステム開発のプロジェクトマネジメントのすすめ (4119315)

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ISO21500・JIS Q 21500準拠
ユーザー企業がリードするシステム開発のプロジェクトマネジメントのすすめ
-発注者によるプロジェクトマネジメントの在り方

2012年にISOによりプロジェクトマネジメントが国際規格化され、2018年には国内でもJIS化されました。本セミナーはテクニカルな知識に偏らず、プロジェクトを成功させるために発注者であるユーザー企業が主体的に取り組むべきプロジェクトマネジメントのミニマムスタンダードを体系化したものです。

日時

2019年9月24日(火) 10:00-17:00

カテゴリー

IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメントヒューマンスキル

講師

野々垣典男 氏
(プロメトリスト  代表 )
前 株式会社JTB情報システム 代表取締役社長
慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所 研究員

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

・ユーザー企業のIT部門でITプロジェクトに関わる方
・ユーザー系ベンダーやIT子会社でITプロジェクトに関わる方
・ベンダーの営業部門などでユーザー企業との窓口になる方
中級

開催形式

講義

定員

24名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

6

主な内容

国内ではシステム開発のプロジェクトマネジメントはベンダーが実施するものとされており、いくつかの裁判ではベンダーに「プロジェクトマネジメント義務」があるという判決が出ています。

しかし、大きな資金を投じるのは発注者であり、失敗すると発注者が大きな痛手を受けることになります。最近では発注者であるユーザー企業こそが、主体的にプロジェクトマネジメントをリードすべき、ともいわれています。ただし、システムを製造する業務はベンダーに委託せざるを得ない日本のITプロジェクトの特性を考えると、ユーザー企業がプロジェクトマネジメントのフレームワークにしたがってテクニカルな管理を行うことを優先するのは現実的ではありません。

2012年にISOによりプロジェクトマネジメントが国際規格化され、2018年には国内でもJIS化されました。本セミナーはテクニカルな知識に偏らず、プロジェクトを成功させるために発注者であるユーザー企業が主体的に取り組むべきプロジェクトマネジメントのミニマムスタンダードを体系化したものです。


1.これまではなぜユーザー企業が主体的にプロジェクトマネジメントをリードしなかったのか
  欧米ではユーザー企業が主体的にシステム開発のプロジェクトマネジメントに取り組むのですが、
  日本ではベンダー任せになっています。
  このようになった背景や、それによる課題や問題について学びます。

2.プロジェクトマネジメントの代表的なフレームワークを学ぶ
  PMBOK(R)をはじめとする代表的なプロジェクトマネジメントに関するフレームワークの概要を学びます。
 (1)PMBOK(R)
 (2)PRINCE2
 (3)P2M

3.発注者が実施するシステム開発のプロジェクトマネジメントプロセス
  JIS Q 21500で規定されている39のプロセスのうち、システム開発プロジェクトにおいて
  ユーザーが強く関与すべきプロセスを中心に、実習をまじえて学びます。
  (1)立ち上げプロセス群
  (2)計画プロセス群
  (3)実行プロセス群
  (4)管理プロセス群
  (5)終結プロセス群

4.全体のまとめ
  1日の研修を振り返って、今後実務で実施するプロジェクトマネジメントについて意識の定着を図ります。


 
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