業務(PM)ノウハウの次世代への継承方法 (4120276)
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業務(PM)ノウハウの次世代への継承方法-現場で使える『プロジェクト成功ノウハウ継承法』
失敗プロジェクトによる負の連鎖を断ち切るために、『成功するPMのノウハウをどう継承したら良いか』について、現存する様々な継承法と独自に考案した『ものがたり化』による継承法を登場させ、楽しみながら学びます。『事例を交えた講義形式』と『楽しくユニークな演習形式』で学べるように構成してます。一方的な講義ではなく、継承法への理解を深めながら、受講者同士の対話を通じて、現場で実践できる『失敗しないPM人材育成』法のアイデアをお持ち帰りいただけます。
日時 |
2020年9月25日(金) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
共通業務(契約管理、BCP、コンプライアンス、人的資産管理、人材育成、資産管理)・セキュリティ・システム監査ヒューマンスキル |
講師 |
吉野均 氏 (元富士通株式会社 デジタルナレッジ推進部 ) 富士通にて主に金融機関向けプロジェクトを様々な立場(担当SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、プロジェクト責任者)から多数経験。60歳再雇用を契機として富士通ナレッジハンターとして現場力・実践力といったナレッジの継承活動に取組み、その活動を通してユニークな『ものがたり継承法』を確立。退職後、これまでの経験を活かし、セミナー講師として登壇する傍ら、2022年4月からPMAJにてPMノウハウ研究会SIG(略称『ものがたり』研究会)を立上げ活動中。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
『優秀なPMを育てたい』とお考えの管理者・人材育成部門の担当者
『自分のノウハウをきちんと後輩に伝えたい』と考えているリーダー・マネージャー
中級 |
開催形式 |
講義・個人演習 |
定員 |
15名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
本セミナーでは、失敗プロジェクトによる負の連鎖を断ち切るために、『成功するPMのノウハウをどう継承したら良いか』について、現存する様々な継承法と独自に考案した『ものがたり化』による継承法を登場させ、楽しみながら学びます。
具体的には、1教育、研修等による『座学での継承法』、2OJT等による『経験での継承法』、3ケースメソド等による『疑似体験での継承法』、4独自に考案し効果を上げている『ものがたり化による継承法』を取り上げます。経験の無い『ものがたり化』に取組むに際して、気楽に現場で『小さく始め』、ひと工夫を加え『徐々に充実』、組織として『本格展開』の3フェーズで導入・発展させる方法も紹介します。
本セミナーは、『事例を交えた講義形式』と『楽しくユニークな演習形式』で学べるように構成しております。一方的な講義ではなく、継承法への理解を深めながら、受講者同士の対話を通じて、現場で実践できる『失敗しないPM人材育成』法のアイデアをお持ち帰りいただけます。
第1章 プロジェクト成功ノウハウの継承について
1.1 PMノウハウの継承が必要な背景
(1) PJ成功率が低く、同じ失敗が繰り返される現状
(2) PJ成功率向上のための様々な取組
1.2 他事例から学ぶノウハウ継承・成功の秘訣
(1)『将棋』ノウハウの継承では
(2)『車の運転』ノウハウの継承では
(3)成功する『世代循環型ノウハウ継承モデル』
第2章 PMノウハウ継承の現状と課題
2.1 『匠のPM』失敗しないノウハウ
(1)『匠のPM』とは
(2)プロジェクトを成功させる『PM』ノウハウとは
2.2 PMにおける『世代循環型ノウハウ継承モデル』
(1)PMノウハウ継承の現状をモデルにマッピング
(2)PMにおける『見える化』の位置づけ
2.3 PMノウハウ『座学での継承』
(1)『座学での継承』の方法
(2) 『座学での継承』に関する私見
2.4 PMノウハウ『経験での継承』
(1)『経験での継承』の方法
(2) 『経験での継承』に関する私見
(3) PM実践力の『経験での継承』が困難な実状
2.5 PMノウハウ『疑似体験での継承』
(1)『疑似体験での継承』の方法
(2) 『疑似体験での継承』ケースメソッド事例
(3) 『疑似体験での継承』に関する私見
2.6 PMノウハウ継承の課題
(1)ミンツバークの提言
(2)『疑似体験での継承』が経験を補完できる条件
(3) エピソード記憶による知識継承
第3章 PM実践力の『見える化』と『疑似体験での継承』
3.1 自ら学び、学ばせる『ものがたり化』継承法
(1) 『ものがたり化』継承法の考え方と仕組み
(2)『ものがたり化』継承法の確立経緯(一部ビデオでご紹介)
3.2『ものがたり化』の活用事例で効果を体感
(1) 『ものがたり』実例で 『見える化』を説明
(2)『ものがたり疑似体験で継承』する研修事例
3.3『ものがたり化』継承法の導入方法
(1) 本格的な『ものがたり化』の運用プロセス
(2) 3フェーズで段階的に『ものがたり化』を展開
(3) 明日から始められる『ものがたり化』
(4) 『ものがたり化』の取組みで得られる効能
3.4 デジタル変革領域での取組み状況
(1) DX実践記への取組み
(2) DX実践記現状までの成果