ゼロトラスト・ アーキテクチャ入門【オンラインライブ】 (4124281)
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ゼロトラスト・アーキテクチャの前提となるゼロトラスト・ネットワーキングの背景と基本を学習し、ゼロトラスト・アーキテクチャを理解するための知識を提供します。
日時 |
2024年12月16日(月) 9:00-16:00ライブ配信 |
カテゴリー |
IT基盤構築・維持・管理専門スキル |
DXリテラシー |
How(データ・技術の活用):留意点 |
講師 |
山下克司 氏 (山下技術開発事務所 ) 2020年までIBMでクラウドシステムの基盤設計を担当し、企業システムにおけるデジタルトランスフォーメーションを企画。
2007年には優れた技術功績によってIBM本社からディスティングイッシュト・エンジニアの称号を与えられ技術理事に就任、IBMクラウドの最高技術責
任者などを歴任。
現在は独立し、サービス・プラットフォームにおけるサービス品質の継続的な改善のためのエンタープライズDevOpsやサイト品質のためのエンジニアリングなどの技術領域でイノベーションに関わる技術支援、講演や寄稿などを行っている。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:35,200円 一般:45,100円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
オンライン配信(指定会場はありません) |
対象 |
情報システム部門のネットワーク及びセキュリティのご担当者中級 |
開催形式 |
講義 |
定員 |
25名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
■受講形態
ライブ配信(Zoomミーティング)
【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
開催7日前を目途にマイページ掲載
■開催日までの課題事項
特になし
コロナ禍以降、これまで以上の企業業績を求めていくためには、在宅勤務やリモートワークを支えるシステムインフラストラクチャが求められています。
ゼロトラストは働き方に本質的な変化を与えたアフターコロナで求められる重点ソリューションになると考えられます。
企業では会社内でなければ仕事ができないという常識が覆され、社外からアクセスできない資源は事業の阻害要因となっていくからです。
メール、ファイル、アプリケーションなどの多くの社内資源はクラウドサービスプロバイダーによって提供されるものに移行されてきており、企業ネットワークもインターネットを基盤とするゼロトラストに移行していきます。
これまでの企業システムは、インターネットを信頼できないものとして防衛線を確立して境界防御を担うことが基本でした。
一方で社内ネットワークは信頼できるものとして、ゾーンを設定しその信頼できるエリアをインターネットからの侵入を防衛してきました。
この境界防御システムは、リモートワーク中心になりつつあるワークスタイル、クラウドサービスの活用、サイバー攻撃の巧妙化などの環境によって大きく変化することが求められています。
米国の経済的な安全保障を策定するNIST(米国標準技術研究所)は2019年からNIST800-207-Zero-Trusst-Architectureを発表し、境界防御からの脱却を企業に指示しています。
本セミナーではゼロトラスト・アーキテクチャの前提となるゼロトラスト・ネットワーキングの背景と基本を学習し、ゼロトラスト・アーキテクチャを理解するための知識を提供します。
◆主な研修内容:
第1部 ゼロトラスト・アーキテクチャ概要
1. エンタープライズ・ネットワークを取り巻く環境の変化
2. ゼロトラストアーキテクチャの基本
第2部 ゼロトラストの構成要素
1. ゼロトラストの制御プレーン
2. ゼロトラストのデータプレーン
3. ゼロトラスト・ネットワーキング
4. ゼロトラストに適合したデータセンター
5. セキュリティ組織の体制
第3部 ゼロトラストのソリューション
1. 統合認証システム
2. UEM MDM/MAM
3. エンドポイントセキュリティ(EPPとEDR)
4. ゲートウェイ型プロキシー(IAPとSWG)
5. クラウドへのアクセス(CASB)
6. 情報漏洩対策(DLP)
第4部 ゼロトラストへのアプローチ
1. ゼロトラスト・ネットワークのパターンと選択
2. 統合ソリューション(Okta、O365E5等)
3. ソリューションのロードマップ
※環境の変化に応じて講義内容を変更することがあります
<受講者の声>
・必要な事前知識から体系的に説明されていて理解しやすかった。
・セキュリティ課題となっているゼロトラストについて、詳細に聞ける機会が中々ないため、1つ1つが参考となった。
・内容が濃く、また今までの考え方と全然違うものだということがよくわかり、良かった。難易度が高いと感じる部分も
あったが、網羅性があった。
・さまざまな観点からゼロトラストのポイントを説明いただき勉強になった。中には難しいものもあったが、
全体的に理解しやすい内容だった。