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【JUASラボ】情報の命題を知り改めて学ぶトランスフォーメーションの本質【会場】 (4724002)

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JUASラボは、日々の業務改善やイノベーションにつながる「ヒントの引き出し」を増やしていただく場です。情報の受け取りだけではなく、ご参加いただくみなさまからのフィードバックやこの場で生み出された知見が、JUASのコミュニティやセミナーの誕生につながり、またみなさまに循環し活用していただくことを目指しています。  今回はビジネストランスフォーメーションを進める上での情報化の推進方法を演習を通してお伝えします。

日時

2024年11月15日(金) 13:00-17:00会場

カテゴリー

IS導入(構築)・IS保守専門スキル

講師

三輪一郎 氏
(株式会社プライド  取締役常務執行役員 シニア・システム・コンサルタント )
1989年、株式会社プライドに入社。後にV字型アプローチの原型となった情報システム・エンジニアリング方法論の普及に努め、システム・ライフサイクル管理の標準化支援並びに上流工程のコンサルティングを行う。2005年には内閣府CIO補佐官を務めた。
*プライド社の新しい情報化方法論「AxSEM®」はこちらです。
教育コースの開発と講師も数多く担当。現在は青山学院大学の非常勤講師として社会人向け講座ADPISA(青山・情報システムアーキテクト育成プログラム)でも講義を担当している。PMP、ITコーディネーター。
・著書
「データ経営が日本を変える!」(共著、JUAS:2022)
「Web世代が知らないエンタープライズシステム設計」 (共著、日経BP:2022)
「はじめての上流工程をやり抜くための本」(翔泳社:2008)
「SEのための26の交渉テクニック」(翔泳社:2004)
 

参加費

JUAS会員/ITC:3,000円 一般:3,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)

会場

※2024年4月より移転しました※一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(NBF東銀座スクエア2F)

対象

情報化戦略を立案する方、情報システム部門の方、情報システム子会社の方、ユーザー部門の情報化推進窓口の方、チェンジマネジメントを担当される方、DXプロジェクトのPMの方中級

開催形式

講義、グループ演習

定員

20名

取得ポイント

※JUASラボはITC実践力ポイント対象のセミナーではありません。

お申し込み

主な内容

■受講形態
会場のみ(オンラインなし)
■テキスト
当日配布
■開催日までの課題事項
特になし

■本講座の趣旨
DXは順調に進んでいるか。
本講座では、企業の情報化を継続的に推進するのは「IT組織(情報システム部門・情報子会社)の力」であり、その要点は「情報の本質の理解」であるとの仮説を掲げ、その賛否を問います。
私共の考える「情報の本質」は、「受け手の理解」です。
情報化に必要なのは、この新たな定義に基づく「情報」を用いて行われる高度な判断業務を見極めてこれを支える人財配置のバランスを取る力であり、また、そのバランスを取り続ける文化を育む力です。
この2つの力を、弊社の経験に基づく事例を通してご紹介し、今取り組むべき情報化の推進方法をご理解いただきます。
現代の情報化プロジェクトが置かれた状況を俯瞰してIT組織が認識すべき新たな課題を提示し、過去の失敗にも立ち戻りながら、改めて何をなすべきかを皆様と共有します。
本来の情報化とその成果がどうあるべきかを、情報化の最前線に立つ皆様と議論したいと思います。


<主な内容>
1.DXの要件
・‟DXレポート”の反省に学ぶ
・‟トランスフォーム”はなぜ起きない?
・何を‟トランスフォーム”するのか
・取り組むべきテーマ

2.‟トランスフォーム”すべきものを理解するための着眼点
・なおざりにされた先人の言葉
-ソロー
-フォード
-ドラッカー

3.情報は何のために在るか(複雑性の克服)
・部分と全体
・複雑性とは
・複雑性とエントロピー
・エントロピーへの対応
・情報は制御のために

4.ビジネスを制御する‟情報”とは
・エントロピーを制御に活かす(事例1:SCMの改善)
・ベイトソンが見た‟情報”の世界
・情報と情報連鎖(IC)

5.ビジネスのパフォーマンスを決定する“知(差異概念)”
・ビジネスのパフォーマンスを決定する、“知(差異概念)”の再配置
●ディスカッション①:パフォーマンスを高めるキーマンはだれか
・現場の文化を変える:非IT施策
・人が働くための“原理原則”
●ディスカッション②:“原理原則”の求め方
・“原理原則”の応用
・DX組織が行うべき「躾」とは(事例2:品質組織改善)
●ディスカッション③:変革を継続させるための「躾」の価値

まとめ:
・実施上の課題
・情報化施策(DXで打つべき手)の全体像
・トランスフォーメーションの本質:SVI
お申し込み
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