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IT投資対効果とその評価方法 実践モデル構築 体験講座 (4119170)

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情報化投資の評価モデルを構築するノウハウについて学習します。IT投資ポートフォリオ、IT-BSC(BSCのIT投資管理・評価への適用を中心に検討する手法)、SLM(サービス・レベル・マネジメント)等のメソドロジーの活用方法を、ケーススタディを通じて体験できます。

日時

2019年5月23日(木) 10:00-17:00
2019年5月24日(金) 10:00-17:00

カテゴリー

IS戦略策定・IS戦略評価・IS企画・IS企画評価専門スキル

講師

前橋雅夫 氏
(前橋システムコンサルティング株式会社  代表取締役 )
住商情報システム株式会社、セイコーインスツルメンツ株式会社を経て、2000年に前橋システムコンサルティング株式会社を設立。 ITIM(IT投資マネジメント)とSTMS(システムトラブルマネジメント)に関するコンサルティング事業を展開している。
 

参加費

JUAS会員/ITC:66,000円 一般:84,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数2枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

・IT投資案件の提案者および評価者
・ユーザー企業のIT部門責任者・企画担当者、利用部門責任者、経営企画部門責任者
・中小企業診断士、ITコーディネータなどのコンサルタント、および資格取得を目指す方
・プロジェクトマネージャー、システムアナリスト、セールスエンジニア
中級

開催形式

講義、演習

定員

20名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

12

主な内容

<受講者の声>
・今までうやむやになっていた投資対効果の考え方を整理することができた。
・実践で使用できそうな投資効果の考え方、フレームワークを知ることができた。
・座学とグループワークのバランスが良く、他社の考えや実例を知ることができた。
・体験による気づきが良かった。受講目的に合った内容であった。
・実務で使えるテンプレート/フレームワークの紹介が多かったのがよかった。
・投資項目の整理から洗い出しまでを、具体的な企業事例で体験でき、IT投資評価の全体像が理解できた。
・投資の評価について実践的に学ぶことができた。IT観点だけでなく、経営観点での考え方も知ることができた。
・担当業務上の立場から見ることができた。普段経験しないことを演習を通して学ぶことができた。

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「情報化投資をしたが、本当にそれだけの効果がでているのだろうか?」 
「戦略的プロジェクトの投資効果測定はどのようにすればよいのだろうか?」 

このような悩みを解決するために、情報化投資の評価モデルを構築して、費用対効果の側面から投資の妥当性を評価する手法があります。 

本セミナーでは、情報化投資の評価モデルを構築するノウハウについて学習していきます。IT投資ポートフォリオ、IT-BSC(BSCのIT投資管理・評価への適用を中心に検討する手法)、SLM(サービス・レベル・マネジメント)等のメソドロジーの活用方法を、ケーススタディを通じて体験する事ができます。 

また、各企業によりIT投資に対する目的は異なります。自社に適用できることを念頭に置き、IT投資プロジェクト事例をシステム導入の目的別に分析し、それぞれの状況に応じた導入のポイントについても講義します。 



<<内容>>   ※内容は変更する場合がございます。 
第一部 IT投資の実態を確認する 
(1)IT投資金額の実態 
 IT投資額の推移、IT投資額の増減、IT投資の決定要因 

(2)IT投資評価の実態 
 IT投資の評価方法、事前評価の実施状況、事後評価の実施状況、効果測定を困難にしている要因、 
 情報システムの役割の変化、効果に対する認識の違い、金額換算の限界、 
 IT投資評価の必要性、IT投資の評価モデル 
 【演習問題1】IT投資とは何か? 

第二部 IT投資の費用を把握する 
(1)IT関連コストの内訳 
 IT投資の費用とは、情報処理実態調査の定義、情報処理関連諸経費の状況、 

(2)TCO(総保有コスト) 
 TCOとは何か、資産コスト、技術サポートコスト、管理コスト、エンドユーザーコスト 

(3)IT投資ポートフォリオ 
 投資ポートフォリオの基本概念、IT投資ポートフォリオモデル(戦略型投資、基盤 型投資、 
 改良型投資)、CISR型ポートフォリオモデル、JUAS型ポートフォリオモデル 
 【演習問題2】IT投資ポートフォリオ構築 

第三部 IT投資の効果を把握する 
(1)投資評価への取組み 
 米国の動向、IT投資マネジメントの成熟度、日本の動向、情報化投資の評価モデル 

(2)戦略型投資の評価 
 BSC(バランス・スコアカード)とは、BSCの標準フレームワーク、財務の視点、 
 顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点、戦略マップのテンプレート、 
 IT因果連鎖の確立、ITバランス・スコアカード 

(3)インフラ型投資の評価 
 SLM(サービスレベル・マネジメント)、社内SLA、サービスレベルの観点、システム性能、 
 システム信頼性、サービスデスク、サービスレベル基準値 

(4)改良型投資の評価 
 3種類のアプリケーション保守案件、保守案件の発生時期、シーリングによるマネジメント 
 【ミニ演習】 IT投資効果の金額換算にチャレンジ! 
 【演習問題3】 BSCによる戦略型投資評価 
 【演習問題4】 SLMによるインフラ型投資評価 

第四部 IT投資の評価モデルを構築する 
(1)評価モデルの構築手順 
 マネジメントの適用範囲を定める、システム監査を実施する、投資効果とは何かを定義する、 
 投資ポートフォリオモデルを構築する、カテゴリ別マネジメント手法を確立する、 
 定期的にモニタリングする、情報化投資の評価モデルを見直す、ITIM構築スケジュール 

(2)関連資料 

 

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