若手SEのための合意形成の基礎 (4119188)
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関係者が同じ土俵に乗り、納得感を得ながら合意形成を進めていくための 「関係者の頭の中を整理して、議論できる状態に持っていくための手法」「結論の選択を促すための手法」を理解し、演習やケースを題材とした体験実践を通して体得することを目指します。
日時 |
2019年4月23日(火) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
業務遂行スキルヒューマンスキル |
講師 |
寺池光弘 氏 (デロイトトーマツリスクアドバイザリー株式会社 シニアコンサルタント ) ・独立系SIerにて、システム開発・保守・運用、コンサルティングおよび人材開発に従事。
2021年4月より現職。
・名古屋大学卒、英国レスター大学MBA。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
業務経験数年の若手メンバー(情報システム部門・情報システム子会社、SIer等)初級 |
開催形式 |
講義、グループ演習 |
定員 |
25名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
<<受講者の声>>
●100か0しか答えはないと思っていた。妥結案を考える訓練になった。
●今まで使ったことのない手法を学べてよかった。また、マインドも非常に大切であるというのも初めて知り、
多くの気づきを得ることができた研修だった。
●普段の業務にてユーザー部門との意見交換やヒアリング、要件定義といった場面で活用するスキルであり、大変役立った。
●グループワークがあり目に見えて分かりやすかった。明日から実践できそうな内容だったので実践したい。
●明日から使用できそうなツールやロジックの紹介がありよかった。
●合意形成は自身にとっての苦手分野であったが、講義と演習を通してコツをつかむことができた。
●過去にうまくいかなかった体験の改善について、他社の方と検討できた。全く違う環境の方の意見がきけて良かった。
大事な会議、日々のちょっとしたミーティング。。。こんなことはありませんか?
・議論が空中戦になってしまう
・議論がかみ合わない
・問題解決のための合意形成が進まない
本コースでは、関係者が同じ土俵に乗り、納得感を得ながら合意形成を進めていくための
・関係者の頭の中を整理して、議論できる状態に持っていくための手法
・結論の選択を促すための手法
を理解し、演習やケースを題材とした体験実践を通して体得することを目指します。
ミーティングの生産性を上げたい、よりよい議論と合意形成を行いたい若手の方(会議を進める側、会議中に参加する側のどちらの立場でも有効です)におすすめのコースです。
<<特徴>>
「分かる」だけでなく「出来る」を目指すために・・
・研修スタイル>>>受講者参加型(講師からの問いかけ、グループ討議、全体討議・ナレッジ共有)
・業務への適用イメージを持てるように、振り返りの場を多く設定し、気付きを与えます
・実際の業務で頻出するシーンである「運用業務の効率化」などを題材に発言例を交えて演習。
実践的な力が身につきます。
<<内容>>
(1)はじめに(Why)
・受講目的(必要性)の再確認
・現状の振り返り
(2)合意形成の基本(What)
・合意形成の5箇条(フォレットの統合の概念)
①自分の考えを強引に正当化することを避ける
②議論に勝ち負けはない
③根拠があいまいなまま合意しない
④妥協や取引手段を採らない
⑤お互いの相違点を明確にする
・論理的に議論するための基本手法
「要約する」「確認する」「分解する」「結合する」「構造化する」
(3)ケースを題材とした体験実践と相互フィードバック(How)
・演習
①あいまいな表現を指摘し、具体的な内容に落とし込む
②長い発言を指摘し、分かり易く要約する
③あいまいなテーマを個別テーマに落とし込み、議論し易くする
④運用業務の効率化に関するグループメンバーからの意見のとりまとめ
⑤総合演習:コンセンサスゲーム ※チェックシートによる相互フィードバックあり
(4)振り返り・全体Q&A
・現場で意識的に実践するためのアクションプラン
<<他の若手SEシリーズはこちら>>
◆入門編 2019年5月開催
◆入門編 2019年10月開催
◆プロセス分析編 2019年6月開催
◆合意形成の基礎編 2019年4月開催
◆ライティング編 2019年7月開催
◆ライティング編 2019年12月開催