実際に機能するBCP規定類の策定とDR(ディザスタ・リカバリ)の構築 (4119297)
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「BCPの策定やDRの構築事例」を紹介するとともに、「コスト、技術力、構築持続年数、採算等」の観点から現実に則した策定や実装を学習します。この分野は、外部に委託すると構築費用が徐々に膨れ上がるため、「どの分野が自前主義に適し、またはクラウド(DRaaS)に適しているのか」も検討します。
日時 |
2019年7月31日(水) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
共通業務(契約管理、BCP、コンプライアンス、人的資産管理、人材育成、資産管理)・セキュリティ・システム監査専門スキル |
講師 |
石橋正彦 氏 (サイバー研究所 所長 ) 日本ユニシス(現BIPROGY)では中央銀行/都市銀行/信託銀行においてSWIFT決済に従事。ベリングポイント(現PwC)/ガートナーにてリスク管理を担当。フィナンシャルシステムプラン以降、勘定系のネットバンキング業務に従事。JUASでは研究会に12年在籍し、講師を7年に渡り実施。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
情報システム部門の担当者、防災・災害の担当者、管理部門のIT担当者
職務:保守/運用 、リスクマネジメント
レベル:システムエンジニア初級初級 |
開催形式 |
講義、グループ演習 |
定員 |
20名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
東日本大震災以降、BCPやIT-BCPの価値観の変化を余儀なくされました。これまで「(机上ベースでの)手順書や運用マニュアルを作ることがBCPの策定」と考えていた企業が被災を機に、考え方を改めています。また、「ディザスタ・リカバリ(DR)が構築できていない企業でも、工夫すればIT-BCPの策定やISO22301(BCMS)の認証取得も可能」と考えていた企業も考え方を変えつつあります。
本セミナーでは、「BCPの策定やDRの構築事例」を紹介するとともに、「コスト、技術力、構築持続年数、採算等」の観点から現実に則した策定や実装を学習します。この分野は、外部に委託すると構築費用が徐々に膨れ上がるため、「どの分野が自前主義に適し、またはクラウド(DRaaS)に適しているのか」も検討します。
第1部 はじめに
・BCPとは、IT-BCPとの違い
・DR(ディザスタ・リカバリ )とは
・IT-BCPとISO22301(BCMS)とは
第2部 東日本大震災以降のIT-BCPの変遷と事例
・東日本大震災 前後のIT-BCP事例
・IT-BCPからISO22301(BCMS)を構築した事例
・規定類の考え方
第3部 ディザスタ・リカバリ実践
・ディザスタ・リカバリの基礎
・RPO/RTO、リカバリーポイントの基礎
・ディザスタ・リカバリ構築で最低限知っておきたい基礎知識
(ファイル・システム、VOL、mount、フェールオーバー、DHCP等)
・ディザスタ・リカバリ構築の変遷
第4部 ディスカッション(演習)
・当社のBCPとDR
『実際の社内のBCPとDRの現状をディスカッションする』
第5部 今後の運用
・どこまでBCPとDRを実装/運用するのか
・クラウドが使えるのか、各種ソリューションやツール類の現状
・セカンダリ・サイトやデータセンター事業者の動向