超上流工程、さらにその上の源流における作業とドキュメント
~あるべき姿を具体化し要件定義書・システム設計書につなぐまでの技法
~抽象的なレベルで課題をもちかけられた場合、まず何をなすべきか
ユーザー部門や顧客から経営課題あるいは抽象的なレベルでシステム化についての課題を持ちかけられたところからスタートします。最初に課題が正しいかどうかを検証し、あるべき姿についての仮説を立てて、ヒアリングなどにより検証します。本セミナーでは、最初の仮説立案から要件定義書・システム設計書につなぐまでの一連の作業内容を具体的に紹介します。
日時 |
2019年6月4日(火) 10:00-17:00 |
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カテゴリー |
事業戦略策定・事業戦略評価 IS戦略策定・IS戦略評価・IS企画・IS企画評価専門スキル |
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DXリテラシー |
Mind(マインド・スタンス):デザイン思考/アジャイルな働き方 |
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講師 |
尾田友志 氏 |
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
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会場 |
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対象 |
一般企業の情報システム部門、ソフトウェア会社などにおいて、ユーザーや顧客から経営課題の提起、抽象的なレベルでシステム化の課題について持ちかけられ、システム化についての答申を行う方中級 |
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開催形式 |
講義、グループ演習 |
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定員 |
30名 |
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取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
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ITCA認定時間 |
6 | |
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<<参加者の声>>
・上流工程に対するあいまいな点を具体的に整理できた(情報システム業)
・理論を具体的な現場でどのように運用していくか、実例を交えて説明して頂いたので理解しやすかった(公共団体)
・システム化構想を練る際に考えるべき視野が広がり、クリアになった(金融系情報システム子会社)
<<内容>> ※プログラムは変更する場合がございます。
1.源流・超上流工程とは
2.経営各層にとってのITの役割とは
3.源流・超上流工程に取りかかる前に、会社で決めておきたいこと(本来は経営者が考えること)
4.源流・超上流工程に臨むエンジニアの悩み
5.最終成果物の確認
6.源流・超上流工程のステップとステップチャート
7.業務とシステムの全体像を描く(「経営課題について仮説を立案する」に対応)
(1) 抽象的なレベルで経営課題の提起
(2)付与された経営課題が本質的な問題かどうかを見極め、あるべき姿を定義する技術
(3)ヒアリングによる現場と問題点の確認
8.経営者・管理者の視点から情報を補う
(1)経営戦略、経営計画との整合性の確認
(2)経営者にとっての必要な管理ポイントを検証する~収益性に影響を及ぼす要因(業界構造分析)
(3)業界の現状からくる管理ポイントを検証する
9.要件定義書とシステム設計書作成につなぐ