このセミナーでは、みなさまが直面するテストの問題と言われているものの本当の姿を、さまざまな事例やシミュレーションを使って、明らかにします。そのうえで、テストを含めたプロジェクト成功のカギとなる「企画段階からのテストを意識した工程計画のつくり方、そのために必要となる要件定義や要件ベーステストのメソッド」について、講義と演習を交えて解説いたします。御社のテスト計画と現状をさらに改革するために、ぜひご参加ください。
日時 |
2020年11月25日(水) 10:00-17:00 |
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カテゴリー |
IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント専門スキル |
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講師 |
宗雅彦 氏 |
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
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会場 |
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対象 |
両者の立場を知る視点で、ユーザー企業のIT部門、情報システムグループ会社、ベンダー企業の方初級 |
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開催形式 |
講義、演習 |
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定員 |
15名 |
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取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
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ITCA認定時間 |
6 | |
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プログラム | 本講座で取り上げる事項 |
第1章 だからプロジェクトが失敗する!テストの大きな落とし穴 1.1 テストで品質を確保しろ!なんて誰が言ったの? 「テストでプロジェクトを成功させなさい」の大矛盾 ・徹底的なテストなんてできっこない ・テストの目的は、唯一、品質検査 1.2 ここ大事!上流工程で決まるプロジェクトの成否 ・徹底的にやるべきは上流工程 ・開発工程とテスト工程の健全な関係 ・100倍になって返ってくる上流工程への投入リソース ・要件定義こそが最重要成功要因 演習1.要件ベーステストをやってみよう! ・[演習]ユースケースを使った要件ベーステスト ・[解説]要件ベーステストの機能と効用 <午後> 第2章 テストをめちゃくちゃ楽にする工程計画のつくり方 2.1 プロジェクトという仕事の生産性を向上する 2.2 要件が工程を決める 2.3 工程設計と品質検査 第3章 ユーザー部門でも活用できる、IT技術者ならなおさら、 わかりやすい要件定義と要件ベーステストのすすめ方 3.1 そもそも要件定義って何ですか? 3.2 企画書を探せ! 3.3 IT導入、欧米の常識、日本の非常識! 業務設計・サービスデザインの重要性 3.4 ユーザー部門とIT技術者が協力して進めるソフトウェア要件定義のコツ 3.5 漏れやだぶりを予防する要件ベーステストのテクニック 演習2 業務設計からソフトウェア要件定義を実行する ・[解説]ビジネスプロセスの基礎 ・[解説]わかりやすいビジネスプロセスの表記法 ・[解説]カスタマー・エクスペリエンスを理解する ・[解説・演習]業務設計/サービスデザインの実行 ・[解説・演習」ソフトウェア要件定義の実行 ・[解説]要件定義と要件ベーステスト 第4章 アジャイル開発とウォーターフォール開発におけるテストの勘所 4.1 アジャイル開発とウォーターフォール開発の考え方 4.2 テスト工程を考えたプロジェクト実行の肝 4.3 最後に最も重要なこと |
・欠陥除去効率(DRE) ・品質検査のフィルターモデル ・手戻りコストのシミュレーション ・テストの真の目的 ・良いテスト・普通のテスト・ 悪いテスト ・事例データと分析 ・設計/テストプロセスの コストシミュレーション ・要件(ユースケース)ベース テスト法 ・テスト駆動型開発 ・仕事と生産性 ・プロジェクトという仕事 ・工程設計 ・要件定義 ・アーキテクチャ設計 ・非機能要件 ・タイムボックス ・バックキャスティング ・問題解決プロセス ・「要件を定義する」という仕事 ・企画書の確認項目 ・業務設計/サービスデザイン ・ソフトウェア要件定義 ・漏れとだぶりの予防 ・アジャイル開発とウォーター フォール開発の比較 ・イテレーティブプロセスと タイムボックス管理 ・ソフトウェア開発における 一個流し ・工程間の滞留を把握する |