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システム開発現場で使える「品質を良くする 定量的品質管理」実践法【オンライン受講のみ】 (4121034)

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-品質を良くするデータ活用と統計的手法導入のコツ-定量的データの活用は統計グラフを作成することに終始してしまいがちですが、本セミナーでは定量的データを活用して品質を良くするコツについてお伝えします。講師は独自に考案した人間重視の品質改善活動により、長年、品質問題に苦しんでいた本部組織を高品質達成に導き、SI分野で日本初のCMM&CMMI(R)レベル5を達成した経験を保有しております。

日時

2021年8月30日(月) 10:00-17:00ライブ配信

カテゴリー

IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント専門スキル

講師

関弘充 氏
(ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表、元 富士通(株)人材開発部 シニア・レクチャラ&上級教育士(工学) )
成蹊大学工学部経営工学科を卒業し、富士通(株)入社。品質検査部門、教育訓練部門を経てシステム開発部門において通信・金融・官公庁等のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。近年、品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初の CMM&CMMI®レベル5を達成、社長賞&最高品質賞を受賞。定年後も続投し、同社人材開発部門において「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。多くのマネージャーおよびリーダ&品質改善プロフェッショナルを育成。2011年、富士通を退職。その後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修・コンサル等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
■著書:「人間重視の品質マネージメント  ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC):堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生.
■日刊工業新聞社発行「工場管理」2018年2月号に講師の「人間重視のヒューマンエラー防止法」についての特集記事が掲載. 
(注)CMM:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM&CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.

参加費

JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

オンライン配信(指定会場はありません)

対象

システム開発現場の担当者、プロマネ、幹部社員、品質管理責任者、定量的品質管理を開始しようと考えている方、既に取り組んでいる方、関心のある方など(組み込みソフト系の方も歓迎いたします)。中級

開催形式

講義、演習

定員

20名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

特記

※当講座は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンライン受講のみに変更となりました。

ITCA認定時間

6

主な内容

※当講座は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンライン受講のみに変更となりました。
■受講形態
【選べる受講形態】
A.会場にてご参加:【Co-lab-po(2 階会議室)施設利用にあたっての取り組み】
B.オンラインにてご参加:【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
A.会場にてご参加:当日配布
B.オンラインにてご参加:開催7日前を目途に発送(お申込時に送付先の入力をお願いします)
※開催7日前から開催前日までにお申込の場合、テキストの送付は開催後になることがあります。ご了承ください。
■講師の言葉
定量的データの活用は、統計グラフを作成することに終始してしまいがちですが、本セミナーでは、「新たに定量的品質管理を開始されようとしている方」または「定量的品質管理がうまく行っていない方」を想定して、成功させるための基盤である「動機付け法」及び「仕組考案のコツ」、更に「具体的な実践法」及び「各種統計手法の活用」等を採り上げ、定量的品質管理のコツを会得いただける構成にしております。講師は長年、品質問題を抱えていた本部組織をSI分野で日本初のCMM&CMMI®レベル5達成に導いた経験があり、講師の実践経験に基づいた「具体的なデザイン事例」や「当時の悩み」「苦労話」等も併せてご紹介させていただき、職場で役立つ内容にしたいと考えております。

■受講者の声
・多くの示唆に触れることができました【金融系情報子会社】
・実例が沢山あり興味深かった。楽しめましたし、勉強になりました【サービス系情報会社】
・経験豊富な講師の方からのメッセージが沢山いただけ、伝わってきた。自分のありたい姿に向けて気づきも得られた
【金融系情報子会社】
・部下の育成、チームのレベルアップ、ベンダーとのコミュニケーション等に役立ちます【金融業】

■受講後の修得知識
「品質の見える化」と「定量的品質管理の仕組デザイン方法」、「統計データの活用法」等。

■内容
第1章 定量的データによる品質の見える化
1.1 人間重視の品質改善 
  1. 人間重視の品質改善とヒューマンファクター
  2. 「わくわく」感と人間力醸成の構図
  3. CMMIにおける定量的品質管理 
1.2 人を動かす仕組の考案
  1. 見える化と定量化の違い
  2. 演習1:「見える化と定量的品質管理」
  3. 人を動かす「見える化」のコツ

第2章 プロジェクトを支える定量的品質管理  
  1. 演習2:「何故、品質が良好と言えるのか?」
  2. 何故に答える「品質の見える化」
  3. 「見える化」の範囲設定

第3章 定量的品質管理のためのデザイン・ワークショップⅠ
3.1 定量的品質管理の悩み 
3.2 定量的品質管理の基盤
  1. 「どのように目標値を決めるか?」
  2. 「目標値」を保有させる施策の事例
3.3 「データ測定と活用」への動機付け
  1. 「データ測定にどのように動機付けするか?」
  2. 演習3:「品質判定への動機付け」
  3. 「第三者検証(Quality Gate)」での事例
  4. 演習4:「品質判定テンプレート」のデザイン

第4章 定量的品質管理と統計手法の活用
4.1 統計データの種類と留意点
4.2 統計的手法の種類その1
  1. パレート図の例
  2. 散布図の例(全体工期と全体工数の関係)
  3. 演習5:「統計データの分析(散布図)」
  4. 演習6:「統計データの分析(箱ひげ図)」
  5. 演習7:「統計データの分析(四分位偏差)」
4.3 統計的手法の種類その2
  1. ゾーン分析の例
  2. 時系列グラフ
  3. 「運用・保守」での定量的データの取得

第5章 定量的品質管理の仕組デザイン
1. 演習8:「定量的品質管理のデザイン」
2. 「どのように定量的品質管理を行うか?」
3. 定量的データによる品質の「見える化」 
4. 「定量的品質管理」の推進をどうするか?
5. 「定量的品質管理」の仕組デザインの勘所

第6章 定量的品質管理と品質カルチャー
1. 品質カルチャーの高い組織
2. 「品質の見える化実践プロセス」の設定

第7章 まとめ
1. 演習9:「業務適用アドバイス」
2. 「何から開始したらよいか?」
(注)演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。
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