実際に機能するBCP/DRへの見直しと災害・パンデミックへの対応【オンライン受講のみ】 (4121208)
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本セミナーでは、「BCPの既定類や手順書/マニュアルの目次レベルの整備」「重複する各種一覧や世代の古い手順書」等を例に挙げどのように規定類を整備しブラッシュアップして行くか検討します。 また、パンデミック、災害対策としてのセカンダリ・サイトの構築など「コスト、技術力、構築持続年数、採算等」の観点から現実に則した投資や実装を学習します。さらに投資バランスを考えて「どの分野が自前主義に適し、またはクラウド(DRaaS)が適しているのか」を検討します。
日時 |
2022年2月28日(月) 10:00-17:00ライブ配信 |
カテゴリー |
共通業務(契約管理、BCP、コンプライアンス、人的資産管理、人材育成、資産管理)・セキュリティ・システム監査専門スキル |
講師 |
石橋正彦 氏 (サイバー研究所 所長 ) べリングポイント(現PwC) においてセキュリティ監査人/ベンチマークに従事。その後、ガートナーにてセキュリティ、BCP/DRのリサーチ業務に従事。ISOの審査員を経て、国内で最もISOを取得した企業(6規格統合運用)に在籍し、効率の良い 内部監査や従業員教育を実施。JUASでは研究会に12年在籍し、講師を6年に渡り実施。現在ではコンサルファームに所属。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
オンライン配信(指定会場はありません) |
対象 |
情報システム部門の担当者
防災・災害の担当者
管理部門のIT担当者
職務:保守/運用、リスクマネジメント
レベル:システムエンジニア初級中級 |
開催形式 |
講義 |
定員 |
20名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
特記 |
※当講座は、オンライン受講のみに変更となりました。 |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
※当講座は、オンライン受講のみに変更となりました。
■受講形態
【選べる受講形態】
A.会場にてご参加:【Co-lab-po(2 階会議室)施設利用にあたっての取り組み】
B.オンラインにてご参加:
【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
A.会場にてご参加:当日配布
B.オンラインにてご参加:開催7日前を目途に発送(お申込時に送付先の入力をお願いします)
※開催7日前から開催前日までにお申込の場合、テキストの送付は開催後になることがあります。ご了承ください。
東日本大震災以降10年が経過し、2020年は新型コロナウイルスの対応で各社、人事/総務/情報システム部門で新たな手順やマニュアルがだいぶ増えたと思います。
以前、パンデミック対応としてBCPの規定類を作った企業や、今回新たに手順を作り、実質規定とは違う運用となった企業も散見されます。
本セミナーでは、「BCPの既定類や手順書/マニュアルの目次レベルの整備」「重複する各種一覧や世代の古い手順書」等を例に挙げどのように規定類を整備しブラッシュアップして行くか検討します。
また、パンデミック、災害対策としてのセカンダリ・サイトの構築など「コスト、技術力、構築持続年数、採算等」の観点から現実に則した投資や実装を学習します。
さらに投資バランスを考えて「どの分野が自前主義に適し、またはクラウド(DRaaS)が適しているのか」を検討します。
◆主な研修内容:
第1部 はじめに
・BCPとは、IT-BCPとの違い
・DR(ディザスタ・リカバリ )とは
・IT-BCPとISO22301(BCMS)とは
(演習1)サンプルBCP規定への加筆
第2部 新型コロナウイルス対策の経過と各社の事例
・既存のパンデミック対策の規定と新型コロナウイルスの規定
・規定/手順書/マニュアル類の共有手法(ファイルサーバが良いのか)
・在宅勤務/テレワークの実践とセキュリティ面での勘所
(演習2)各社が作成した手順書、規定類から当社の状況を整理する
第3部 ディザスタ・リカバリ実践
・ディザスタ・リカバリの基礎
・RPO/RTO、リカバリーポイントの基礎
・ディザスタ・リカバリ構築で最低限知っておきたい基礎知識
(ファイル・システム、VOL、mount、フェールオーバー、DHCP等)
・ディザスタ・リカバリ構築の変遷
第4部 事例から見るDRやパンデミックのコストの考え方
・事例から見るセカンダリ・サイトへの投資
・コールドサイトを検討する最低投資ライン
・過去の研修であった質問(FAQ)
親会社の規定から、子会社の規定へどのように反映させるか
データセンターのコスト(情報システム子会社のコストの考え方)
新型コロナウイルス対策で自社よりも委託先の稼働でコストが増えた
第5部 今後の運用
・DRaaS(サービスとしての災害対策)とは何か
・パブリック・クラウドが使えるのか、災害対策でのクラウド利用の考え方
・セカンダリ・サイトやデータセンター事業者の動向
(演習3)パブリック・クラウドを利用した場合の災害対策
<受講者の声>
・ご経験からの具体的なご意見をお聞きする事ができた。
・コロナを含めた現状の対応内容を知ることが出来た。
・BCPやDRの考え方、規定の書き方、シミュレーションの方法などとても参考になった。