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高品質達成のための失敗しない協力会社管理実践法【会場・オンライン同時開催】 (4122051)

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-人を活かす管理と協力会社と連携した品質管理の実践事例-協力会社に発注する際には「具体的な品質改善活動の実践」を要求すると共に、「力がないから力を貸してもらう」との理念に基づいて「人を活かす人間重視の管理」を展開する必要があります。SI分野で日本初のCMM&CMMI(R)レベル5を達成し、協力会社と連携して品質効果を上げた講師が「協力会社管理のコツ」、「動機付け法」、「実践事例」等について解説します。

日時

2022年8月17日(水) 10:00-17:00

カテゴリー

IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント専門スキル

講師

関弘充 氏
(ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表、元 富士通(株)人材開発部 シニア・レクチャラ&上級教育士(工学) )
成蹊大学工学部経営工学科を卒業し、富士通(株)入社。品質検査部門、教育訓練部門を経てシステム開発部門において通信・金融・官公庁等のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。近年、品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初の CMM&CMMI®レベル5を達成、社長賞&最高品質賞を受賞。定年後も続投し、同社人材開発部門において「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。多くのマネージャーおよびリーダ&品質改善プロフェッショナルを育成。2011年、富士通を退職。その後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修・コンサル等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
■著書:「人間重視の品質マネージメント  ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC):堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生.
■日刊工業新聞社発行「工場管理」2018年2月号に講師の「人間重視のヒューマンエラー防止法」についての特集記事が掲載. 
(注)CMM:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM&CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.

参加費

JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

ソフト開発、システム開発、システム運用などに携わっている担当者、リーダ、マネージャー、品質管理担当者、改善活動の推進者、人材育成担当者等(組み込みソフト系の方も歓迎致します)。 中級

開催形式

講義・個人演習

定員

20名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

特記

・お申込み後マイページより受講票をダウンロードして内容をご確認ください。
・オンラインにてご参加の方も、演習や質疑応答でマイクを利用することがあります。ご発言いただける環境にてご参加ください。

ITCA認定時間

6

主な内容

■受講形態
【選べる受講形態】
A.会場にてご参加:【Co-lab-po(2 階会議室)施設利用にあたっての取り組み】
B.オンラインにてご参加:【セミナーのオンライン受講について 】
■テキスト
A.会場にてご参加:当日配布
B.オンラインにてご参加:開催7日前を目途に発送(お申込時に送付先の入力をお願いします)
※開催7日前から開催前日までにお申込の場合、テキストの送付は開催後になることがあります。ご了承ください。
■開催日までの課題事項
特になし

■講師の言葉
システム開発の要員不足や効率的な開発実現のために、ほとんどの企業が多くの開発や運用等を協力会社に発注しています。しかし、協力会社起因の品質問題が発生し苦戦している現実があります。システム開発や運用の成功は協力会社管理の良し悪しに左右されているのです。そこには「人を活かす協力会社管理」の理念が欠如しているとも言えます。協力会社に発注する際には「高品質を要求する」だけでなく、「具体的な品質改善活動の実践を明文化し、良く連携して人間重視の協力会社管理」を展開する必要があるのです。
本セミナーにおいては、SI分野で日本初のCMM&CMMI(R)レベル5を達成した講師が、協力会社と連携して数々の高品質なシステム開発を実現した実績に基づいて「協力会社管理のコツ」、「人間重視の改善法」、「動機付け法」、「実践事例」等を取り上げ、演習を盛り込んで、「協力会社管理プロセス」を体系的に丁寧に解説いたします。
講師は各種企業、大学院、セミナー等において約3万人以上の方々への指導を行ってきております。

■受講者の声
・これまでマネージメントでうまくいっていない理由がクリアになりました(化学系製造業)
・講義はわかりやすい言葉と、やわらかい口調で親しみやすかったです(情報システム業)
・品質活動の具体的な行動計画を考える上でのヒントになりました(情報システム業)

■受講後の修得知識
協力会社管理の実践ポイント、人間重視の品質改善実践法、協力会社管理プロセスなど

■セミナー内容
(若干変動の可能性あり
第1章 力がないから力を貸してもらう
1.1 「協力会社管理」の目的とモデル
1.協力会社管理の目的
2.CMMIにおける協力会社管理
1.2 「協力会社管理の問題と解決」
1.演習1:「協力会社管理で困っていること」
2.発注者側の諸問題
3.協力会社側の諸問題
4.協力会社管理の基本理念「力を貸してもらう」

第2章 人間重視の協力会社管理
1.協力会社管理の勘所「楽しく仕事をする」
2.「お任せ蓋開けビックリ方式」は駄目
3.人間重視の品質改善活動
4.「わくわく」感と人間力醸成

第3章 人間関係と協力会社管理
1.演習2:「トラブルと人間関係」
2.リーダと協力会社の「人間関係の向上」

第4章 品質効果を上げた具体的な実践事例
4.1 「協力会社を動かす品質活動」の仕組
1.「人を動かす仕組をどのように考えるか?」
2.「人間重視型思考パターン」
4.2 レビュー実施に動機付けする仕組
1. 演習3:「レビューへの動機付け」
2. 協力会社を動かす「レビュー実施の仕組」事例
3. レビュー診断シートの事例
4. 「レビュー実施への動機付けのポイント」
4.3 簡単に出来る問題解決の仕組
1. 「問題管理」と「リスク管理」の相違
2. 演習4:「楽しく問題発生を防止する」仕組
3. 「協力会社と一緒にやるリスク管理」の仕組事例
4. 協力会社を動かす「リスク管理」の仕組考案のコツ
4.4 「不具合を生成しない」改善活動の仕組
1. 「協力会社メンバーへの動機付け」
2. 演習5:「不具合を生成しない」改善の知恵
3. 「不具合を生成しない全員参加型改善活動」の事例
4. 協力会社を動かす「改善活動」の仕組考案のコツ

第5章 効果的な「協力会社管理」プロセスの構築
5.1 協力会社マネジメントプロセス
5.2 「契約プロセス」:協力会社との合意
5.3 「品質仕様書」の作成
5.4 「品質指導プロセス」:協力会社指導
5.5 「実践&連携プロセス」:品質保証活動の実践
5.6 「監査・検証・検収プロセス」:品質保証の検証

第6章 グローバル化とオフショア開発
1. 「インドへの発注」
2. オフショア開発とカルチャーの壁
3. オフショア開発の課題を解決するには?

第7章 派遣契約社員の「やる気」を引き出す
第8章 業務適用と阻害要因
(注)演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。
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