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ヒューマンエラー防止のための品質マインドの向上方法と改善活動 (4117143)
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ルールを強化するだけでは「失敗の構図」をつくり出すだけである
ヒューマンエラー防止のための品質マインドの向上方法と改善活動
~「わくわく」感を生み出す「人間力醸成」と「善なる思いの連鎖」~
本セミナーではヒューマンエラー防止のための「品質マインド醸成法」と「全員参加型の改善活動」、その基盤になる「動機付け法」、「人間力醸成法」、「自己啓発法」等を取り上げ、ミニ演習を織り込み、組織における具体的な実践・指導方法を会得できる内容です。
日時 |
2017年10月6日(金) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメントヒューマンスキル |
講師 |
関弘充 氏 (ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表、元 富士通(株)人材開発部 シニア・レクチャラ&上級教育士(工学) ) 成蹊大学工学部経営工学科を卒業し、富士通(株)入社。品質検査部門、教育訓練部門を経てシステム開発部門において通信・金融・官公庁等のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。近年、品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初の CMM&CMMI®レベル5を達成、社長賞&最高品質賞を受賞。定年後も続投し、同社人材開発部門において「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。多くのマネージャーおよびリーダ&品質改善プロフェッショナルを育成。2011年、富士通を退職。その後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修・コンサル等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
■著書:「人間重視の品質マネージメント ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC):堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生.
■日刊工業新聞社発行「工場管理」2018年2月号に講師の「人間重視のヒューマンエラー防止法」についての特集記事が掲載.
(注)CMM:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM&CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
人間を主体にした作業や運用に従事している方。
リーダー、マネージャー、品質管理担当者、人材育成担当者、組織的な改革に携わっている方など中級 |
開催形式 |
講義 |
定員 |
24名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定番号 |
ITCC-CPJU9109
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ITCA認定時間 |
6
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主な内容
ヒューマンエラーによるトラブルが発生すると、要領・ルールなどを強化して反省を迫り、言われたことしかやらない「考えない集団」を生み出し、見事に「失敗の構図」を作り上げてしまいます。このような「負の連鎖」を断ち切るためには、人間活動の根源となる人的側面に光を当て改善の知恵が日常化する組織風土を形成しなければなりません。
本セミナーではヒューマンエラー防止のための「品質マインド醸成法」と「全員参加型の改善活動」、その基盤になる「動機付け法」、「人間力醸成法」、「自己啓発法」等を取り上げ、ミニ演習を織り込み、組織における具体的な実践・指導方法を会得できる内容です。
<<参加者の声>>
・モチベーション、心理的要素など為になる話が伺えた(情報システム業)
・効果のある手法を学ぶことができた。現状を見直したいと感じる内容だった(金融系情報子会社)
・現場で進展しない改善活動を進めるヒントが得られた(情報システム業)
・楽しんでやるべきという考え方が前向きで非常に良かった(建設業)
<受講後の修得知識>
「負の連鎖を断ち切る鍵」、「ヒューマンエラー防止」のための人的側面の特性、
ヒューマンエラー防止のための「品質マインド醸成法」など。
<内容>
第1章 ヒューマンエラーと人間重視
1.1 会社人生の選択とヒューマンエラー防止
1 「会社人生」の選択と自律型人材
2 人間のタイプと品質マインド
1.2 ヒューマンエラー防止と本セミナーの主張
1 従来手法でエラーを防ぐことは出来るのか?
2 ヒューマンエラー防止のための本セミナーの主張
3 人間の本質と人間重視
第2章 失敗を繰り返さないための人間力の醸成
2.1 失敗の構図と改善活動
1 演習1:「失敗を繰り返す人々」
2 失敗の構図と負の連鎖
2.2 品質改善とヒューマン・ファクター
1 品質改善と人間重視
2 「わくわく」感と人間力醸成の構図
第3章 ヒューマンエラーと人間関係
1 演習2:「トラブルと人間関係」
2「心理学的な知恵」と人間関係の向上
3 アサーティブ度チェック
第4章 エラー防止のための「人を動かす仕組」ケーススタディ
4.1 人を動機付けする(動かす)コツ
1 「人を動かすには?」
2 組織的活動に人を動かすコツ
4.2 「動機付けする」ケーススタディ
1 演習3:「ケーススタディ①:動機付け」
2 組織的活動に人を動かすコツ(再発防止策その1)
4.3 失敗した際の部下の指導法
1 演習4: 「コーチング」診断
2 演習5:「ある部下との会話」
3 メンタリングとコーチング
4.4 「リスク管理」ケーススタデ
1 ヒューマンエラーとリスク
2 演習6:「ケーススタディ②:リスク管理」
3 組織的活動に人を動かすコツ(再発防止策その2)
4 人を動かす「リスク管理」の仕組事例
第5章 ミスを防止するめの「品質マインド醸成」ワークショップ
5.1 ミスを誘発させない「品質マインドの醸成」
5.2 「わくわく」感を生み出す全員参加型改善活動
第6章 失敗を繰り返さないための「自己啓発」指導法
第7章 失敗を繰り返さない組織風土の構築