ビジネス・ソフトウェアにおけるオブジェクト指向適用の勘所 (4119114)
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ビジネス・ソフトウェアにおけるオブジェクト指向適用の勘所
~マイクロ・サービス・アーキテクチャー実現を視野に~
本セミナーでは、特に大規模な基幹系のビジネス・ソフトウェアの開発・保守の現場でオブジェクト指向を適用するための勘所を共有することを目的とします。対象にするのはこの領域の視点から見たオブジェクト指向の適用の問題です。ユーザーインターフェースなど他の領域でオブジェクト指向の経験のある人にも、初めて使う人にも有用な、成功裏に適用した例のある内容です。ビジネス・ソフトウェアの再構築や保守に関わる方、今までのオブジェクト指向の方法論に満足できなかった人にお勧めします。
日時 |
2020年2月17日(月) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
IS導入(構築)・IS保守専門スキル |
講師 |
天羽正道 氏 (フリーランスITアーキテクト ) 元 日本アイ・ビー・エム株式会社
エクゼクティブアーキテクト。
チーフアーキテクトとして様々な環境でのビジネスアプリケーションの開発をリード、構想を支援。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
・ビジネス・ソフトウェアにおけるオブジェクト指向の実践に関心のある開発者
・従来のオブジェクト指向の方法論に満足できなかった開発者
・組織のソフトウェア開発能力の高度化に関心のあるIT企画者
◆受講前提条件:
開発・保守の経験の年数は問いません
オブジェクト指向の適用に成功したことがないこと中級 |
開催形式 |
講義、グループ演習 |
定員 |
24名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
周知のとおりオブジェクト指向はソフトウェアの開発・保守に利益をもたらす重要な技術です。40年程の歴史がありますが、その価値は減っておらず、時代に応じた応用が行われています。例えば、マイクロサービス・アーキテクチャを実現する際に、企業の基幹系のような大きなビジネス・ソフトウェアをどう分割すればよいかという問題がありますが、オブジェクト指向はその解決に中心的に役立つ道具であると言えます。
オブジェクト指向がソフトウェアの開発に関わる技術者にとって有益である一方、ビジネス・ソフトウェアの開発・保守の現場ではオブジェクト指向の実践に困難を覚える人が多いのも現実です。特に、ビジネスソフトウェアにおいては、従来の主流が手続き型の方法論であるためになおさらです。オブジェクト指向の技術が小回りの効くことが重要な領域で育って来ており、ビジネスソフトウェアの領域とはやや隔たりがあるためではないかと思われます。
本セミナーでは、ビジネス・ソフトウェアの開発・保守の現場でオブジェクト指向を適用するための勘所を共有することを目的とします。ユーザーインターフェースなど他の領域でオブジェクト指向の経験のある人にも、初めて使う人にも有用な、成功裏に適用した例のある内容です。
<内容>
・オブジェクト指向の要点~ビジネス・ソフトウェアにメリットが生じる理由
・オブジェクト指向の適用の勘所~高凝集、疎結合の取り組み
・オブジェクト指向の適用の阻害要因への対応~共通化や性能との付き合い方
・オブジェクト指向とマイクロ・サービス・アーキテクチャー
・オブジェクト指向の限界