2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。本セミナーではカーボンニュートラルに関する基礎知識とIT 部門が取り組むべき解決策について学びます。
主な内容
■受講形態
録画視聴のみ
【録画視聴のご注意】
録画配信期間 :2024年11月1日~2024年12月15日
視聴時間めやす:約5時間
録画は4本にわけて配信予定
・IT部門のためのCO2削減活動入門(1)第1部(約90分)
・IT部門のためのCO2削減活動入門(2)第2部(約60分)
・IT部門のためのCO2削減活動入門(3)第3部・第4部(約75分)
・IT部門のためのCO2削減活動入門(4)第5部・第6部(約60分)
■テキスト
配信開始日にマイページ掲載
■配信日までの課題事項
特になし
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
「排出を全体としてゼロ」というのは、CO2をはじめ とする温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
企業の社会的責任から待ったなしの状況にあります。
IT部門 もその例外ではありません。
しかし、IT部門の場合、何から手をつけたらよいか分かりにくい面もあります。
本セミナーではカーボンニュートラルに関する基礎知識とIT 部門が取り組むべき解決策について学びます。
◆主な内容
第1部 我々を取り巻く環境・施策の理解と脱炭素に関わる各種ガイドライン
・carbon neutral
・COP27
・内閣府のSociety 5.0
・CSR・ESG・SDGs
・TCFD
第2部 脱炭素、カーボンニュートラルに関する基礎知識
・脱炭素、カーボンニュートラルとは
・電気使用量の計算と管理
・空調方式の基礎知識
・照明の基礎知識
・温度・温度・快適についての基礎知識
・各種エネルギーを換算する統一の数値は-CO2排出量は見える化できるのか
・明るさの基礎知識
・廃棄物処理の基礎知識
第3部 IT部門としての具体的な進め方(オフィス編)
1.情報システム部門としての具体的な進め方
・何のために行うのか
・事務所かペースはどのくらい必要か
・情報システム部門の対象範囲(電気、紙など)
・「現状の見える化」とは
・なくす、止める、統合する、置き換える、簡素化・標準化、続ける仕組み例
・事務所の改革-レイアウト、照明、資料が山積み、情報機器
・電力量の削減対策
・PCDを回すための評価指標あれこれ-一人当たりの紙保有量、交通費、消費電力量、設置スペース、印刷枚数など
2.阻害する要因と対応
・投資対効果が見えないので、人は資金もあてられない
・機器の入れ替え等は費用がかかる割に期待効果イマイチ
・クラウド化、仮想化、低消費電力化、電子コミュニケーション、ワークスタイルなどを実施している、このほかに何を
・機器単位で消費電力を「見える化」することは有効か
3.モデル例
・全体俯瞰、実状・課題設定・仮説立案、投資効果概算の例
・PDCA(計画、実施、モニタリング、改善)の例
第4部 IT部門としての具体的な進め方(データセンター編)
・データセンターの抱える課題
・BCP観点から設備信頼性の見直し
・施設老朽化対応
・オンプレミスHWに合わせた設備ダウンサイズ
・外部DCへの移転検討
・今後のITインフラ動向に合わせた自社DC(オンプレDC)設備要件の再整理
・データセンターアセスメント・最適要件定義
・サーマルシミュレーションを用いたDCの機器配置の見直し、空調費削減稼働環境の改善
・サーマルシミュレーション活用事例
第5部 組織づくりと役割分担
・意識改革、啓蒙活動
・組織づくりと役割分担・FM(ファシリティマネージメント)の標準サイクル
・組織づくりと役割分担・FM(営繕部)の情報システム部の役割分担
第6部 一歩先のcarbon neutralを実現するコンセプト
1.プラスサム資本主義から
2.逆算思考(バックキャスト)から
3.人新世の資本論から
<キャンセル規定>
録画配信日を開催日といたします。あらかじめご了承ください。
・土日祝を含む開催7日前から前々日まで…参加費用の50%
・土日祝を含む開催日前日および開催当日(欠席)…参加費の全額
※受講権利チケット利用にてお申し込みの場合
・土日祝を含む開催7日前から開催当日…参加費の全額(必要枚数)
※動画視聴前であってもキャンセル料が発生しますので、ご注意ください。