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RFP作成入門-記述例をもとに学ぶRFP作成の勘所 (4119052)

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本セミナーではRFPでカバーされるべき範囲とその具体的記述内容について、RFPサンプルに沿って解説を進めます。それ加え、情報システム企画・開発の上流工程を新たに担当することになる入門者を対象に、ユーザー/経営者ヒヤリング結果からRFPに落とし込む疑似体験を通して、必要なスキルを習得いただきます。

日時

2019年6月17日(月) 10:00-17:00

カテゴリー

IS戦略実行マネジメント・プロジェクトマネジメント IS導入(構築)・IS保守専門スキル

講師

斎藤淳 氏
(有限会社That's itコンサルティング  取締役社長 )
ハイブリッド・コンサルタント 
1996年三井造船にて造船技術者としてキャリアスタート。官公庁向け艦艇要目データベース構築プロジェクトのPMを担当し、これを契機にIT技術者に転身。三井造船システム技研にて外部企業向けオープンシステムの企画/開発/運用に従事。2004年独立、現在にいたる。

参加費

JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

これからRFPの作成を担当される方中級

開催形式

講義・個人演習

定員

30名

取得ポイント

※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント)

ITCA認定時間

6

主な内容

RFPは本来ユーザー企業が準備すべき文書であるにもかかわらず、開発ベンダーと口頭での打合せで済まして後にトラブルに発展したり、その打合せ内容をもとに文書にまとめることを開発ベンダーに求めたりするといったことも見受けられます。ユーザー企業がRFPをまとめる力量を失いつつあるのではないかと危惧するところです。

RFPの記述内容は、従来、主たるユーザーが求める業務仕様を中核にまとめられることが多くみられました。情報セキュリティ仕様やシステム運用仕様も記述すべきですが、主たるユーザーからはこの2つの仕様が出てくることは少なく、ユーザー企業の情報システム部門が力を発揮することが期待されます。経営者は経営管理指標を情報システムから出力されることを求め、2008年から始まった内部統制報告制度は情報システムにもその影響を及ぼしてきています。企業の業務プロセスがシステム化され、処理されるデータが紙ではなく情報システム内の電子データとして蓄積されており、それをレビューする内部監査部門からも情報システムに対して新たな要求仕様が出てきてもおかしくありません。

このように情報システムに求められる仕様は多様化してきており、本セミナーではRFPでカバーされるべき範囲とその具体的記述内容について、RFPサンプルに沿って解説を進めます。それ加え、情報システム企画・開発の上流工程を新たに担当することになる入門者を対象に、ユーザー/経営者ヒヤリング結果からRFPに落とし込む疑似体験を通して、必要なスキルを習得いただきます。


<プログラム>
第1部 RFP概要

第2部 業務機能要求
1.業務仕様
 (1)企業の業務体系概要
 (2)事業会社の代表的な業務プロセス(ワークフロー)
 (3)現行システムの概要と課題
 (4)新システムに対する要求機能(機能ツリー/機能スコープ)
 (5)システム構成
 (6)既存システムとの連携
 (7)ユーザヒヤリング結果からRFPへの落とし込み疑似体験
2.経営管理仕様
 (1)管理会計
 (2)バランスト・スコアカード
 (3)経営者(経営企画)ヒヤリング結果からRFPへの落とし込み疑似体験

第3部 非業務機能要求
1.情報セキュリティ仕様
 (1)情報セキュリティ体系
 (2)機密性・完全性・可用性
2.運用仕様
 (1)情報システム運用業務体系
 (2)サービスレベル
3.内部統制仕様
 (1)内部統制とは
 (2)内部統制の実体
 (3)内部統制の種類
4.内部監査仕様
 (1)従来の内部監査と新しい内部監査
 (2)評価テスト
 (3)CAAT
5.プロジェクト管理
 (1)プロジェクト管理体系
 (2)RFP内の記述内容
6.その他の記述内容

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