DX時代に日本企業のIT部門が進むべき道 (4119295)
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デジタル化が急速に進む中、すべての産業がソフトウェア産業になるとも言われています。これからはソフトウェアの時代です。日本の企業においてこうしたソフトウェア化を担う部門こそはIT部門であるはずです。だからこそ、今後はIT部門こそがビジネスの中心となり、デジタル化のリーダーシップをとっていかなければなりません。本セミナーでは講義とグループディスカッションを通してIT部門の進むべき道を体得していただきます。
日時 |
2019年8月8日(木) 10:00-17:00 |
カテゴリー |
IS戦略策定・IS戦略評価・IS企画・IS企画評価ヒューマンスキル |
講師 |
寺嶋一郎 氏 (TERRANET 代表 ) 1979年、東京大学工学部・計数工学科を卒業。積水化学工業に入社。独自に開発したマイコンシステムを活用した製造現場の制御システム、生産管理システム構築等に従事。1985年からコンピュータ・サイエンスや人工知能を学んだMIT留学を経て、人工知能ビジネスを目指した社内ベンチャー(株)アイザックの設立に参画。人工知能を応用した積水化学の工業化住宅のシステム化に貢献する。2000年に積水化学本体に戻り、情報システム統括責任者としてIT部門の構造改革を皮切りに、様々なIT基盤の標準化、グローバル展開、ITガバナンスの改革等に取り組む。2016年より、企業のIT部門強化のための様々な支援活動を行い現在に至る。
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,000円 一般:42,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
会場 |
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階) |
対象 |
情報システム部門の責任者、企画担当者中級 |
開催形式 |
講義、グループ演習 |
定員 |
24名 |
取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
ITCA認定時間 |
6
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主な内容
1 積水化学のITの仕事から学んだこと
・生産技術部時代
原理原則を知ることの大切さ/モデル・フレームワークを学ぶ
・MIT留学時代
好きこそものの上手なれ/コンピュータサイエンスの重要性
・子会社・ISAC時代
解くべき問題の本質を分析することの大切さ/ベンダーロックインをどう避けるか
少数精鋭チームによる開発パフォーマンス/プログラマーを大切にする環境づくり
・本社・情報システム部時代
大きな意思決定の際には私心を去ること/どう経営陣と向き合えばいいのか
関係者を巻き込むことの大切さ/内製化へシフトするメリット/アジャイル開発の実際新たな技術をどう捉えるか
2 デジタル時代にIT部門の進むべき道
・デジタル化とは何か
・ソフトウェアの時代が来た!
・IT部門の現状と課題
・ビジネス部門の信頼を得る!
そのためのビジネスアナリシスの習得
・デジタル化に向けたIT構築の新たなスタイルや文化の整備・構築
SoE領域の開発スタイル・文化の習得
IT部門が先導する新たなサービスの創出(PoC)ができる場の設置/SoRとSoEの両輪を担える強いIT部門へ
・IT部門のカバーする領域の拡大
・変化に対応できる基幹システムやIT基盤の整備・再構築
・エンタープライズ・データの提供者であれ!
・サイバー攻撃に備えよ!
・体制整備と人材育成
3.IT部門がリーダーシップをとっていくために
・方向性(ビジョン)を示す
進むべき方向を提示する
・組織(場)を整える
チームメンバーがそれぞれの力を発揮できる場づくり
・模範となる
メンバーから信頼を勝ち得るためにの人間力
・人を動かす
管理統制ではなくエンパワーメントにより人を動かす
・人を育てる
人材育成の勘所
4.グループディスカッション