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【JUASラボ】情報の本質を知り改めて学ぶビジネストランスフォーメーションの着眼点【会場】 (4723001)

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JUASラボは、日々の業務改善やイノベーションにつながる「ヒントの引き出し」を増やしていただく場です。情報の受け取りだけではなく、ご参加いただくみなさまからのフィードバックやこの場で生み出された知見が、JUASのコミュニティやセミナーの誕生につながり、またみなさまに循環し活用していただくことを目指しています。 今回はビジネストランスフォーメーションを進める上での情報化の推進方法を演習を通してお伝えします。

日時

2023年10月6日(金) 13:00-17:00

カテゴリー

IS導入(構築)・IS保守専門スキル

講師

三輪一郎 氏
(株式会社プライド  取締役常務執行役員 シニア・システム・コンサルタント )
1989年、株式会社プライドに入社。後にV字型アプローチの原型となった情報システム・エンジニアリング方法論の普及に努め、システム・ライフサイクル管理の標準化支援並びに上流工程のコンサルティングを行う。2005年には内閣府CIO補佐官を務めた。
*プライド社の新しい情報化方法論「AxSEM®」はこちらです。
教育コースの開発と講師も数多く担当。現在は青山学院大学の非常勤講師として社会人向け講座ADPISA(青山・情報システムアーキテクト育成プログラム)でも講義を担当している。PMP、ITコーディネーター。
・著書
「データ経営が日本を変える!」(共著、JUAS:2022)
「Web世代が知らないエンタープライズシステム設計」 (共著、日経BP:2022)
「はじめての上流工程をやり抜くための本」(翔泳社:2008)
「SEのための26の交渉テクニック」(翔泳社:2004)
 

参加費

JUAS会員/ITC:3,000円 一般:3,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)

会場

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(日本橋堀留町2丁目ビル2階)

対象

情報化戦略を立案する方、情報システム部門の方、情報システム子会社の方、ユーザー部門の情報化推進窓口の方、チェンジマネジメントを担当される方、DXプロジェクトのPMの方中級

開催形式

講義、グループ演習

定員

25名

取得ポイント

※JUASラボはITC実践力ポイント対象のセミナーではありません。

主な内容

■受講形態
会場のみ(オンラインなし)【Co-lab-po(2 階会議室)施設利用にあたっての取り組み】
■テキスト
当日配布
■開催日までの課題事項
特になし


~情報の本質を知り改めて学ぶ~
ビジネストランスフォーメーションの着眼点

DXが進まない。
本講座では、企業の情報化を継続的に推進するのは「IT組織(情報システム部門・情報子会社)の力」であり、その要点は「情報の本質の理解」であるとの仮説を掲げ、その賛否を問います。
私共の考える「情報の本質」は、「受け手の理解」です。
情報化に必要なのは、この新たな定義に基づく「情報」を用いて行われる高度な判断業務を見極めてこれを支える人財配置のバランスを取る力であり、また、そのバランスを取り続ける文化を育む力です。
この2つの力を、弊社の経験に基づく事例を通してご紹介し、今取り組むべき情報化の推進方法をご理解いただきます。
現代の情報化プロジェクトが置かれた状況を俯瞰してIT組織が認識すべき新たな課題を提示し、過去の失敗にも立ち戻りながら、改めて何をなすべきかを皆様と共有します。
本来の情報化とその成果がどうあるべきかを、情報化の最前線に立つ皆様と議論したいと思います。

<主な内容>
1.DXの2つの要素
・デジタライズだけでは、何が足りないのか
・DXレポートにおける定義
・MIS、SIS、ナレッジマネジメント、AI、RPA…
・何をトランスフォーメーションするのか
・見直されるべき「情報」の本質

2.トランスフォーメーションを理解するための着眼点
・なおざりにされたもの:ドラッカーの提言
・センゲ:「学習する組織」に学ぶDXの必須条件

3.情報の本質をとらえ直す(現場が使う情報とは)
・情報システムのガソリンとエンジン(対象と解釈)
・4つの燃焼法(4レベルの解釈=IGL分析)
・そのエンジンは、「判断(IGL=3)」か、「判定(IGL=2)」か

4.ビジネスのパフォーマンスを決定する知(差異概念)
・ベイトソンが見た「情報」の世界
・必要なのは、「対象(データ)」の受け手が「差異(情報)」を解釈する力
・ビジネスのパフォーマンスを担保する、知(差異概念)の再配置
・判断力を育てる施策とその効果
●ディスカッション①:貴社の現業のパフォーマンスを高めるキーマンは誰か

5.ビジネスを加速する、非IT施策の重要性
・情報化施策(DXプロジェクトの打つべき手)の全体像を俯瞰する
・現場の文化を変える非IT施策
・DXプロジェクトが行うべき「躾」とは
●ディスカッション②:現場に変革を継続させるための「躾」の価値

まとめ:
・トランスフォーメーションの本質
・貴社における実施上の課題
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