◆◆仕様が漏れない要求仕様の書き方(USDM)と実践事例講座
~USDM:Universal Specification Describing Manner~◆◆
◆本講座の特徴◆
1.使えるシステムへの成功の鍵「漏れのない要求仕様」をかけるUSDM表記法を学べる!
2.USDMのさまざまな実践事例をご経験の講師による、講義と豊富な事例演習で学べる!
3.実習とグループディスカッションで、より理解が深まる!
4.USDMを学ぶと…
・漏れの無い要求仕様書が書ける。・仕様化作業の生産性データが取れる。
・仮説見積もりができ精度が上がる。・的確な業務改善、業務指示できるようになる。
など様々な問題解決につながる、使える!
日時 |
2020年10月15日(木) 10:00-17:00 |
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カテゴリー |
IS導入(構築)・IS保守専門スキル |
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講師 |
梶本和博 氏 |
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参加費 |
JUAS会員/ITC:33,800円 一般:43,000円(1名様あたり 消費税込み、テキスト込み)【受講権利枚数1枚】 |
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会場 |
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対象 |
ソフトウェア設計のご経験が少しでもある方 ユーザー企業やベンダー企業にて情報システム開発に携わる、管理者、担当者、プロジェクトマネージャー初級 |
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開催形式 |
講義、グループ演習 |
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定員 |
10名 |
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取得ポイント |
※ITC実践力ポイント対象のセミナーです。(2時間1ポイント) |
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特記 |
エクセルのインストールされたパソコンをお持ちください。(演習にて利用) |
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ITCA認定時間 |
6 | |
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■開発現場における要求開発の現状 要求開発は開発工程の最上流にあるため、要求開発の段階で混在したヌケモレや矛盾は、後の工程にそのまま引き継がれてしまいます。 しかし、多くの開発現場では、要求開発よりも実際にものを動かすことに注力しているのが現状です。その結果、要求開発で混入した問題は、テスト工程で不具合として発見され、多くの手戻りを引き起こします。そして、問題に対する場当たり的な対応は品質の低下を招き、最終的に生産性の低下へと連鎖してしまうのです。たとえ最新の開発技術を使ったアーキテクチャを導入したとしても、要求開発の不備が引き起こす問題を解決することはできないでしょう。 ■USDMとは?USDMで何ができるのか? USDMは要求の階層構造の中で仕様を効果的に抽出する方法です。下図のような流れで実施される要求開発過程の 「要求獲得」「要求分析」において関係者と合意した「要求」と、その要求を満たす「仕様」を、階層で表現し、要求には「理由」を記述します。階層化することで、それぞれの階層毎にチェックすることが可能となり、ヌケモレの発見につながります。また、要求を「振る舞い」で表現し「理由」を付けることで依頼者の思いとのずれを解消します。振る舞いの「動詞」に着目した 「仕様」を具体的に記述することで、矛盾などの問題発見につなげることができます。 しかし、いざUSDMを作り始めると、各階層の抽象度や要求の粒度をどれくらいにするのか、仕様をどの程度詳しく記述するのかなど、悩みは尽きません。これらの問題には“唯一の正解”は存在せず、対象製品の特性やプロジェクトにかかわるメンバーによって記述は変化します。実際に作ってみて、改良しながら良いものにしていくことになります。そのため、さまざまなタイプのUSDMを作成した“経験“がものをいいます。 |
■講義内容
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